DRIVE JOURNAL / 練習・試合準備

一日に2回練習する日の補給。間の時間から食事と飲料を考える

前半の練習が終わってから考え始めると、次の準備が間に合わないことも。二つの練習の間に何ができるかを、予定表で整理します。

この記事のポイント

  • 練習を二回分だけ並べず、間の食事と移動も予定へ入れる。
  • 水分、糖質、たんぱく質などを、一つの飲料だけの問題にしない。
  • 練習時間と体調に合わせて個別に考え、回数だけで量を倍にしない。

同じ二部練習でも、間の時間は違う

午前と午後に運動する日、授業前と放課後、仕事前と退勤後では、練習の間に使える時間が違います。二回練習するという言葉だけでは、食事の機会や補充のしやすさまでは分かりません。

編集部では、練習開始・終了の時刻に加え、移動、着替え、食事、休憩を予定表へ置くことを提案します。大切なのは、空いている時間を全て準備で埋めることではなく、必要な飲食や休息を現実的に確保できるかを確認することです。

回復の準備は、飲料の種類だけでは決まらない

ACSMのスポーツ栄養の解説は、適切なエネルギーや栄養の分配、睡眠、トレーニングを合わせて考えることを示しています。糖質やたんぱく質も関わりますが、一つの食品や飲料だけを足せば次の練習への準備が全て整う、という意味ではありません。

食事を取りやすい日か、移動で時間が限られる日かを書き出し、普段の飲食を使える方法を考えます。個別の摂取量や食事計画は、競技、年齢、活動内容、治療上の条件などを踏まえ、必要なら管理栄養士へ相談してください。

次のボトルを用意する場所も、先に決める

二回目の練習前に、最初の容器を洗えるとは限りません。清潔な容器を使えるか、どこで補充できるか、飲食を衛生的に保管できるかを確認します。朝作った物を夜まで当然使えると想定せず、容器や食品の案内を優先します。

チームや合宿なら、選手個人の準備と共有の補充を分けて担当を決めましょう。食事が取れる場所と給水できる場所が離れている場合もあります。何を買うかだけでなく、どこへ取りに行き、誰が扱うかまでを準備に含めます。

一回目の状態を、そのまま二回目へ持ち込まない

予定は同じでも、その日の負荷や環境、体調は変わります。「二回だから全部二倍」と量を固定する前に、実際の練習時間や飲食できた状況を確認します。午後に暑さが変わったり、午前の終了が遅れたりした場合は、計画を見直す必要があります。

強い不調があるときに、飲料だけで次の練習へ進む判断にしないでください。コーチや専門職へ状況を伝え、必要な変更を相談します。予定どおり二回行うことと、安全に練習へ向き合えることを分けて考えることが大切です。

間の時間に残す、確認の三行

次の表は編集部による準備の枠組みです。実際にできなかった点を短く記録すると、次回は食事の手配や移動、容器の準備を変える材料になります。数字の達成を競う表ではありません。

一日の終わりには、練習の結果とは別に「間の時間で困ったこと」を一つ残します。食事の場所が遠かった、洗う時間がなかった、次の会場で補充できなかったといった不便から、使える計画を作り直しましょう。

確認欄書く内容
飲食どこで、何を用意できたか
移動・休憩実際に使えた時間と場所
次の準備容器・補充・体調の確認

参考文献・確認した資料

  1. Ten Things You Need to Know About Sports Nutrition ↗
    American College of Sports Medicine。2024年12月17日、専門団体に掲載された解説。食事全体と活動・睡眠を組み合わせる考え方を参照。

一般的な知識を整理した記事であり、個別の診断・治療・補給量の処方ではありません。医師・管理栄養士による監修は受けていません。資料の対象集団や研究方法により、分かる範囲は異なります。症状がある場合や疾患・服薬がある場合は医療専門職へご相談ください。

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